不整脈とは、心拍が正常とは異なるタイミングで発生するようになった状態のことです。不整脈には、脈が速くなる「頻脈性不整脈」、脈が遅くなる「徐脈性不整脈」、予定されていないタイミングで脈が生じる「期外収縮」(よく脈が抜けると表現されます)があります。
不整脈の緊急度や治療方法は千差万別です。多くは、放置しても問題ありませんが、命にかかわる不整脈も存在し、この場合は積極的な治療介入が必要とされることがあります。
治療が必要な場合は、まずは生活習慣の改善から始め、抗不整脈薬を内服して頂くこともあります。それでもコントロールできない場合、当院ではカテーテルアブレーションを行っております。カテーテルアブレーションとは、直径約3-4mmの管を心臓内経皮的に挿入して、頻脈の原因となる部位を焼灼する方法です。対象はWPW症候群や房室結節リエントリー性頻拍などの発作性上室性頻拍や心房粗動で、2泊3日の入院が必要です。
不整脈でお困りの方は、お気軽に御相談下さい。